○社会学における幸福とは
人間は社会の中にあって初めて幸せになれる。社会とは、階級、宗教など。日本の場合、地域社会がその役目を担っていた。しかし、近代化するために、地域社会を空洞化してしまった。
地域社会の代替となったのが、会社。会社での運動会や慰安旅行等、経済面だけでなく、人間関係等でも従業員を包摂し、社会としての役割を果たした。企業の擬似共同性だけが、日本人の縁(よすが)になってきた。
ところが、派遣制度によってその包摂性も消えつつある。
.
○派遣社員に未来はない
賃金が低いという、スポットの問題ではない。肉体労働ができる20代が賃金のピークで、賃金水準は右肩下がりであること、夢が全くもてないことが大きな問題。
.
○労働者には体感できない好景気
今、いざなぎ景気を超える好景気しかしそれは外需に支えられてのもの。従って、労働分配率を下げざるを得ない。オフショア化等も進む。国内雇用は関係ないのである。
.
○推定無罪の原則とは
「999人の罪を取り逃しても、たった1人の無実の人を罰することなかれ」。人数の問題ではない。国家がやるということが問題。最も怖いのは、暴走した国家なのである。どんな犯罪者よりも怖い。なぜなら、国家は情報操作もできるし、何でも出来てしまうから。国家へのチェック機能が働かないならば、そんなものない方が世のためなのである。
推定無罪の原則を否定し、冤罪を歩留まり問題にしてしまう日本。1〜2人をミスったからってやいやい言うなよと。それは全くの間違い。
.
○憲法の意味
憲法が、法律の一番エライものだと習ってしまう日本。憲法とは、社会から国家への命令である。
.
○民主主義社会の3すくみ
官僚⇒国民⇒政治家⇒官僚⇒……
とあるべきなのに。日本では
官僚⇒政治家
官僚⇒国民
になってしまっていることが問題。
.
○サミットに反対するNGO
スーザンジョージ。世界の14%の人口しか持たないG8が世界のことを決めるなど、正当性がない。温暖化なんて20年も前から言われてたダロが。石油、自動車業界のせいで問題に手をつけることが出来なかった無能なサミットに意味はない。国連安保理アルダロ、G8(先進国だけの利害)で物事を決めるな。先進各国の首脳がより仲良くなるための場としても利用されている。アライアンスが組みやすくなる。汚い場だ。更にサミットで決められたことに拘束力はなく、バーミンガムでの債務取り消し等、守られなかったことも多い。
そもそもサミットとは、1975年、G6で始まった。1975年は、
新世界と呼ばれるG77途上国連合が隆盛を見せ、更にOPECが先進各国に脅しをかけてきた時代。世界秩序を維持するために、ショウケースとしてのサミットの必要性があった
.
○発展途上国が貧困に陥りやすい理由
モノカルチャーであるため。構造的に貧困に陥りやすい(ボラティリティーが大きい)。とはいえ、グローバル化で、外貨を獲得せねば近代化を果たせない。
.
○北朝鮮、テロ指定国家解除
いじめ続けることが良策ではない。いじめることが目的の制裁は、先進国としてアホ過ぎる。権力の予期理論(宮台博論)によると、経済制裁はすぐに解除しないとダメ。痛みを知らしめることが重要で、痛めつけることが目的ではない。拉致問題、小泉までポピュリズムに走ってしまった。核の方が断然重要なのに。
.
○就職論
親が喜ぶような就職をしたらヤバイ。20年前の人気企業と今の上位10社同じなんておかしい。
.
○政治家の行動理論
秋葉原の事件の後、ナイフ規制、ネット規制とかが政治家によって議論されているが、これは「政治は一体何やってんだ」と言われないための責任回避行動に過ぎない。